運転免許学科試験で不適切問題、64人が誤って不合格 警視庁
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警視庁運転免許本部は19日、運転免許の学科試験で改正前の道交法に基づく問題を誤って使用し、合格点を満たすはずだった64人が不合格になっていたと発表した。同本部は64人をいずれも合格とする。
同本部によると、不適切な問題が使用されていたのは昨年12月1日~今年2月12日で、都内の運転免許試験場3カ所で行われた普通1種、大型二輪、普通二輪の学科試験で出題された。
不適切な問題で不正解となった結果、合格点を満たさなかったのは64人で、電話などで事実を伝え今後、運転免許の交付を進める。また不合格により再受験していた場合は、手数料を返還する。
石川誠運転免許本部長は「同種事案が二度と発生しないように適正な学科試験問題の作成に努めてまいります」としている。