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秋元司被告、一貫して否認 公判で検察側と全面対決へ

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関係する企業が東京地検特捜部の家宅捜索を受け、記者団から質問される自民党・秋元司衆議院議員=令和元年12月9日午後、国会内(春名中撮影)
関係する企業が東京地検特捜部の家宅捜索を受け、記者団から質問される自民党・秋元司衆議院議員=令和元年12月9日午後、国会内(春名中撮影)

 収賄罪で追起訴された衆院議員、秋元司被告は逮捕以来、一貫して容疑を否認しており、公判では検察側と全面対決になる見込みだ。中国企業「500ドットコム」側から受け取った金品を賄賂と認識していたかや、職務権限の有無などが争点になるとみられる。

 「私は、一切不正には関与しておりません。このことをしっかり主張して参ります」。秋元被告は逮捕後、支援者らに宛てた手紙で潔白を訴えた。

 秋元被告の起訴内容は主に3点で、(1)衆院解散日に「陣中見舞い」名目で現金300万円を受領(2)自身が実質管理する会社の口座に講演料名目で200万円の振り込みを受けた(3)北海道や中国に招待されるなどして約220万円相当の利益供与を受けた-ことだ。

 弁護人によると、秋元被告は(1)については「受け取っていない」と授受自体を否定している。(2)は「賄賂ではなく講演に対する正当な対価」と主張。(3)は「秘書が支払っていると思っていた」と説明している。

 収賄罪の成立には公務員が、自身の職務権限に関して賄賂を受け取ったことが要件とされるが、弁護人は「副大臣は何かを決められるわけでもなく、IRについて具体的に『500』社側にしてあげられることはなかった」と徹底抗戦する姿勢を見せている。

 ある特捜部OBの弁護士は「300万円の授受のほか、秋元被告にどんな職務権限があって、贈賄側が何を期待して、秋元被告がそれにどう応えたのかが公判の焦点になる」と話した。

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