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鉄柱倒れあわや…台風15号被害の住人「これからどうする」

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台風15の影響で住宅に倒れたゴルフ練習場の鉄柱とネット=16日午前、千葉県市原市(鴨川一也撮影)
台風15の影響で住宅に倒れたゴルフ練習場の鉄柱とネット=16日午前、千葉県市原市(鴨川一也撮影)
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 台風15号の影響でゴルフ練習場の鉄柱やネットが倒れ、民家16軒が損壊した千葉県市原市では、台風通過から1週間以上がたった17日も鉄柱の撤去が進んでいない。木造2階建て住宅の2階部分を壊された会社員の湯浅健吾さん(29)は今も自宅に戻れない状態で、「15日の雨で1階の天井も抜け、状況は悪くなっている。早くなんとかならないか」と不安を口にする。

 強風によってゴルフ練習場「市原ゴルフガーデン」を囲んでいた鉄柱やネットが周囲の民家の上に倒れこんできたのは9日未明だった。

 鉄柱は最大で高さ約40メートル。湯浅さんは妻(30)と生後3カ月の長男と自宅2階の寝室で寝ていたが、「バンッ」という大きな音で目を覚ました。寝室に風雨が入ってきたため「屋根が飛んだと思った」が、鉄柱が屋根を壊し、部屋まで倒れ込んでいた。

 ベビーベッドには、木材などが上に重なっていて、寝かしていたはずの長男の姿が見えない。必死に取り除くと長男が見え、抱き上げると大声で泣き出した。長男の顔は、屋根の上に設置した太陽光パネルの破片だらけになっていた。幸い、長男のけがは頭と足の擦り傷だけで済んだ。

 自宅に倒れてきた鉄柱は2本。自宅は住める状態にはなく、家族3人で近所に住む父親(65)の家に身を寄せている。家の前の道は鉄柱や折れた電信柱で塞がれ、車を外に出せないのでレンタカーを借りざるを得ない。

 湯浅さんは「これから住まいをどうするのか。レンタカー代は出してくれるのか。ゴルフ練習場からは何の説明もない」とため息をついた。

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