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千葉停電長期化、日曜夜から雨の予報も 家庭でどう備える

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台風15号の影響で傾いた電柱=13日午前、千葉県南房総市
台風15号の影響で傾いた電柱=13日午前、千葉県南房総市
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 台風15号の影響で、千葉県では停電が続いている。長期化しているのに加え、多くの住宅で屋根が飛ばされるなどの被害が出ている中、15日夜からは雨の予報も。非常時に備え、家庭ではどんな用意をすればいいのか。

 気象庁の予報によると、千葉県は15日夜遅くから大雨が降る見込み。防災システム研究所(東京)の山村武彦所長は「雨が室内に降り込むと住宅が傷み、カビが生える原因になってしまう」と注意を呼びかける。

 山村所長によると、建物に穴があいた部分はブルーシートをかけておき、高い位置での作業は危険を伴うため、自分でできない場合は行政やボランティアを頼る方がいい。断水している地域なら、雨水をためておけば掃除や消火活動に使うこともできる。屋根の降雨を排水する軒先の樋(とい)を一部外しておくとためやすいという。

 長引く停電で被災者のストレスも高まる時期だが、物資が乏しいからと水分補給などを控えると、かえって体調を崩してしまう。山村所長は「迷惑になると考え、SOSを発信できない人もいる。特に独居の高齢者は情報入手もままならず孤立しがちだ。隣近所で声をかけ、支え合ってほしい」と提言する。

 北海道防災教育アドバイザーで札幌保健医療大准教授の百々瀬(ももせ)いづみさんは、昨年9月の北海道胆振(いぶり)東部地震の際に起きた大規模な停電も経験した。

 被害が長期化する場合、家庭では5日分の備蓄があると安心でき、可能なら1週間分程度あるといいという。非常時の食事は食べ慣れているものの方がストレスが少ないとして、百々瀬さんは「缶詰も、補充しては古いものを食べるようにして普段から慣れてほしい」と話す。

 おすすめは、停電時も使えるカセットこんろと、耐熱性のポリ袋を使った調理。米と水を入れたポリ袋を鍋でゆでると米が炊けるほか、タマネギやイモ、缶詰の肉を入れれば肉じゃがが簡単にできる。ゆでるための水は使い回しできる。水は調理分も含めて1人1日約2リットル。暑い季節はもう少し必要になる。

 携帯電話の充電には、電池式の充電器や乾電池の備蓄が重要だが、どこで電源を確保できるかを把握しておくことも大切だ。

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