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携帯電話やコンビニ、GSも…停電、生活の広範囲に影響

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千葉県富津市金谷では、消えたままの信号機や営業停止したガソリンスタンドを、行き来する車のライトが照らしていた=12日夜、千葉県富津市(佐藤徳昭撮影)
千葉県富津市金谷では、消えたままの信号機や営業停止したガソリンスタンドを、行き来する車のライトが照らしていた=12日夜、千葉県富津市(佐藤徳昭撮影)

 台風15号による停電では、広範囲で携帯電話が使えなくなるなど、住民の生活基盤がマヒする事態が発生。いまも復旧のめどが立たないなど、混乱が続く。

 携帯電話は、携帯各社の電波を飛ばす基地局への電力供給が途絶え、千葉県内で不通のエリアが出た。各社は移動基地局や電源車などを現地に投入するなど対応に追われており、ソフトバンクの担当者は「今後の復旧は東京電力の電源復旧次第だ」と話している。

 また、NTT東日本によると、12日午前7時時点で千葉のアナログ電話約2万2千回線、ネットの光回線3万2千回線が不通の状況だという。同社は、全国から移動電源車をかき集め75台を配備するなどの対応を取っているとする。

 コンビニエンスストアやスーパーも休業が相次ぐ。

 セブン-イレブン・ジャパンによると、12日午前7時現在で千葉の数店舗が完全休業。ファミリーマートも午前8時現在で39店、ローソンは午前9時現在で55店、ミニストップは午後1時現在で11店舗が休業しているという。スーパーでは、フードマーケットカスミ八街店(千葉県八街市)が店舗前敷地で常温食材中心に販売する形態に切り替えた。イオンは千葉市内で移動販売車を巡回させ、食料品などを販売している。

 停電で給油措置が動かせないため、ガソリンスタンドも営業休止を余儀なくされている。経済産業省によると、千葉県内の石油元売り系列のスタンド900店舗のうち12日昼段階で約120店が営業できていないという。地方銀行にも影響。千葉銀行では12日午前8時現在、県内16カ所に設置してある現金自動預払機(ATM)が休止。店舗設備が一部損壊した鋸(きょ)南(なん)支店(千葉県鋸南町)など3店舗は営業再開のめどが立っていない。京葉銀行も同日午後3時現在、県内6カ所のATMが休止している。

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