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G20サミットで煙玉 容疑で大阪府警元巡査部長を逮捕

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G20大阪サミット 煙が出た現場で不審物を調べる捜査員ら=28日午後、大阪市住之江区(彦野公太朗撮影)
G20大阪サミット 煙が出た現場で不審物を調べる捜査員ら=28日午後、大阪市住之江区(彦野公太朗撮影)

 6月に大阪市で開催された20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の会場付近などで煙玉が相次いで見つかった事件で、大阪府警は20日、偽計業務妨害容疑で元府警巡査部長の岩橋俊治容疑者(47)を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。岩橋容疑者は昨年、海水浴場で女性を盗撮したとして逮捕され、その後、懲戒処分を受けて依願退職していた。府警は詳しい動機などを調べる方針。

 捜査関係者によると、岩橋容疑者はサミット初日の6月28日午後2時20分ごろ、主会場の国際展示場「インテックス大阪」(大阪市住之江区)近くの路上の植え込みで、煙玉3個を放置し、警戒警備を強化させるなど警察の業務を妨害した疑いが持たれている。

 サミット期間中は大阪府内に全国の警察本部から派遣部隊が集まり、府警と合わせて約3万人態勢で警備にあたっていた。煙玉3個のうち1個は着火されていたが、けが人はなかった。

 同日午後8時ごろには、首脳の宿泊先ホテルに近い大阪市北区中之島の川沿いの遊歩道でも、煙が上がっているのを別の警察官が発見。周辺を確認したところ、ベンチの下に一部が焦げた煙玉1個が落ちていた。

 両現場で見つかった煙玉は同種のものとみられ、府警は遊歩道の分についても、岩橋容疑者の関与を調べる。

 岩橋容疑者は大阪市内の警察署に勤務していた昨年7月、府内の海水浴場で水着姿の女性を盗撮したとして、府迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕された。同容疑は不起訴となったが、逮捕時に折りたたみナイフを所持しており、銃刀法違反罪で罰金30万円の略式命令を受けた。同年9月に減給の懲戒処分を受け、依願退職した。

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