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G20開催中の交通量、大阪市内は5割減

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G20大阪サミットが終わり、交通規制が解除された阪神高速道路の法円坂入り口=30日午後、大阪市
G20大阪サミットが終わり、交通規制が解除された阪神高速道路の法円坂入り口=30日午後、大阪市
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 20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の閉幕を受け、阪神高速道路の環状線や大阪市内の一般道などで行われていた大規模な交通規制が30日、全て終了した。大阪府警は同日、サミット期間前後の4日間(27~30日)の交通量が大阪市内で平常時より約51%少なかったと発表した。府警などはサミット中の交通量5割削減を目標に、市民らへ車の利用自粛などを呼び掛けていたが、その効果が出た形だ。

 府警によると、市内7カ所の車両感知器で1週間前と比較した結果、交通規制中の交通量は4日間平均で約51・2%減った。減少幅は大規模規制が始まった27日が最大の約57%。28日は約52%、29日は約49%、30日は約43%で、徐々に交通量は増えていった。

 阪神高速は同市内の環状線などで27~29日の早朝から深夜まで全面通行止めになるなどしていたが、首脳らの帰国を受け、30日午後1時半ごろに全て解除。これで4日間にわたる大規模な交通規制が終わった。

 首脳らが宿泊するホテル周辺などで規制が行われた一般道では、想定よりも通行止めが長期化した。当初は首脳らの移動に合わせ、短時間で規制と解除が繰り返される見込みだったが、ホテルが集中するJR大阪駅周辺は連日、早朝や夕方に2時間半~3時間半ほど連続して通行止めに。28日に晩餐会の会場となった大阪城公園周辺は、合間に10分ほど解除されたものの、午後5時ごろから約7時間半、通行止めが続いた。

 大阪駅周辺では路線バスが足止めされ、乗客が途中で降りて駅まで歩く姿もみられた。大阪シティバスによると、27日には最大約2時間の遅れが出るなどダイヤが大きく乱れた。

 通行止めの長期化の要因は、参加者の想定外の予定変更などだ。37もの国や国際機関が会議に参加しており、1つのホテルに複数の首脳らが泊まるケースも。府警幹部は「1人の首脳の移動が遅れると、ドミノ倒しのように遅れが連鎖した」と話している。

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