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逮捕の男、事件後にベランダから周囲うかがう 東京・杉並の保育士殺害

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荻窪警察署から出る松岡佑輔容疑者(右)=31日午後、東京都杉並区(川口良介撮影)
荻窪警察署から出る松岡佑輔容疑者(右)=31日午後、東京都杉並区(川口良介撮影)

 東京都杉並区下井草で住人の保育士、照井津久美(つぐみ)さん(32)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された松岡佑輔容疑者(31)は事件後、ベランダからおびえた表情で周囲をうかがう様子を見せていた。6年ほど前から照井さんと同じ乳児院に勤務していたが、2人は交際しておらず、職場でも目立ったトラブルはなかった。2人の間に一体何があったのか。

 松岡容疑者は31日、送検のため捜査本部が置かれた荻窪署から出る際、表情を変えることなく警察車両に乗り込んだ。一方、2人が勤務していた杉並区内の乳児院では、午前中から捜査員が関係者から事情を聴いた。

 乳児院の門扉には「報道関係者の立ち入りは一切お断りいたします」と書かれた紙が貼られ、時折出入りする職員も問いかけには無言のままだった。敷地内では、ボール遊びをする子供たちの声が響いていた。

 「おどおどした感じで、アパートの外をきょろきょろと見渡していた」。松岡容疑者の自宅がある2階建てアパートの住人男性(19)は事件後、ベランダの窓から上半身を乗り出し、周囲を警戒するような松岡容疑者の姿を目撃していた。

 アパート1階の松岡容疑者方のベランダには、菓子の袋や紙くずなどのごみが放置されており、男性は「ベランダ越しに部屋の中も見えたが、足の踏み場もないくらい物が散乱していた」と話した。

 夜間に松岡容疑者の部屋から大きな話し声や、ドタドタと歩き回るような物音が聞こえることが事件前から週に数回あったという。男性は「まさか事件に関係しているとは思わなかった。ただただ怖い」と話した。

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