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3億5千万円申告漏れ 静岡の自動車部品会社

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 静岡県小山町の自動車部品製造会社「吉田製作所」が名古屋国税局の税務調査を受け、平成29年8月期までの4年間で約3億5千万円の申告漏れを指摘されていたことが20日、関係者への取材で分かった。タックスヘイブン(租税回避地)にある子会社の売り上げを改ざんし、法人税課税を逃れていたとみられる。追徴税額は重加算税を含めて約3900万円。

 外国子会社の合算税制は、タックスヘイブンなど海外にある子会社の総売上のうち、グループ会社との取引割合が50%を超えると、子会社の所得は親会社の所得と合算して課税の対象となる。同社によると、当時、香港に子会社、中国に孫会社を所有していた。子会社の総売上のうち50%以上が孫会社との取引だったが、50%未満と決算書に記載していた。名古屋国税局は今年2月に税務調査した。同社は取材に「税制度への理解が足りなかった。修正申告し、納税した」と説明した。

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