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【大宮風俗ビル火災】ソープランド1階部分の階段撤去 風俗店火災 市に届けず、条例違反

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ソープランド1階部分の階段撤去 風俗店火災 市に届けず、条例違反

大宮風俗ビル火災更新
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 さいたま市大宮区の性風俗店(ソープランド)で12人が死傷した火事で、全焼した「Kawaii大宮」の店内にあった南側の階段の1階部分が撤去されていたことが19日、消防などへの取材で分かった。市に提出されていた図面上では1~3階をつないでいるはずだった。撤去を届け出ていなかったとみられ、同市の条例違反に当たる。行政指導や罰金の対象になるという。

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 さいたま市消防局などによると、図面上では南北の階段は1~3階がつながっているはずだったが、現場検証の結果、南側の1階部分の階段がないことが確認された。同市火災予防条例では、建物の間仕切りの変更などがあれば、使用開始前に届け出が必要だが、変更を届け出ていなかった。違反した場合は行政指導の対象となり、従わなければ罰金が科される可能性がある。

 消防法では、不特定多数の人が利用する3階以上の建物で1階につながる階段が1つしかない場合は自動火災報知機の設置が義務づけられている。同店では、自動火災報知機は設置してあった。

 一方、埼玉県警は19日、司法解剖の結果、同店3階で遺体で発見された男性の死因は一酸化炭素(CO)中毒だったと発表した。