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成田空港汚職で起訴の元役員、別業者からも借金

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成田空港汚職で起訴の元役員、別業者からも借金

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 成田空港を管理運営する成田空港会社(NAA)の備品納入をめぐる贈収賄事件で、成田空港会社法違反(収賄)罪で起訴されたNAA元上席執行役員、栗田好幸被告(64)が、同法違反(贈賄)罪で起訴された越川勝典被告(47)以外の業者からも借金をした上、共謀してNAAに対して水増し請求をしていたことが28日、分かった。NAAが同日発表した再発防止委員会の中間報告で明らかにした。

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 栗田被告は、部長など部門長が物品納入について200万円まで随意契約できる「少額随意契約」制度を悪用し、越川被告の経営する会社に便宜を図る見返りに、現金60万円を受け取ったとして起訴された。

 中間報告によると、栗田被告は越川被告以外の業者から借金をした上、テレビなどの家電製品を受け取っていたという。業者は少額随契で業務を受注する際、家電の代金分を上乗せして水増し請求していた。

 また、栗田被告の部下の男性社員も同様の行為をしていたことが判明し、NAAはこの男性社員を諭旨免職処分にした。

 NAAは今後、少額随契の際のチェック強化などを進める。