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平成25年の横田基地ゲリラ事件、実行犯の男を逮捕 警視庁

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平成25年の横田基地ゲリラ事件、実行犯の男を逮捕 警視庁

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 平成25年11月に米軍横田基地周辺に落下した飛翔弾が爆発したゲリラ事件に関与したとして、警視庁公安部は14日、爆発物取締罰則違反(製造・使用)の疑いで、過激派組織「革労協反主流派」のゲリラ実行部隊「革命軍」メンバー、沼田豊綱容疑者(65)を逮捕した。11年に革労協が主流派と反主流派に分裂して以来、革労協が関与したとみられるゲリラ事件は25件起きているが、同容疑での実行犯の逮捕は初めて。

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 逮捕容疑は、東京都豊島区内のアジトで時限式の飛翔弾の発射装置を製造し、25年11月28日に約600メートル離れた緑地から横田基地を狙って飛翔弾2発を発射したとしている。飛翔弾は基地周辺で爆発し、けが人はなかった。

 沼田容疑者は今年1月、偽名で雇用契約を結んだとして、有印私文書偽造・同行使容疑で公安部に逮捕され、今年5月に東京地裁で同罪で執行猶予判決を受けた。その後、実家がある岐阜市内にいたという。

 沼田容疑者は武器製造を手掛けていたとみられる。公安部が28年、沼田容疑者が潜伏していた豊島区内のアジトを家宅捜索した際、押収された回路図と事件に使用された発射装置の構造が一致していたことなどから、沼田容疑者の関与が強まったとして逮捕した。公安部は共犯者がいるものとみて調べを進める方針。