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「心臓手術のため募金」は伯母の虚偽発表

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「心臓手術のため募金」は伯母の虚偽発表

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 拡張型心筋症を患う小学1年の男児が心臓移植をするための募金活動を始めたと男児の伯母(36)が8日に厚生労働記者会で発表したが、内容は虚偽だったことが9日、男児の両親への取材で分かった。

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 この男児は皆川理汰(りた)君(6)で、父親の皆川瞬さん(34)によると、理汰君は元気で学校にも通っている。

 虚偽の発表をした伯母は皆川さんの姉に当たる。伯母は、理汰君について、拡張型心筋症を患い米国で心臓移植をするため、「りたくんを救う会」が結成され、8日から募金活動を始めたと発表。産経新聞や一部のメディアが報道した。

 伯母は発表で、理汰君は「品川区の小学1年」で名前は「りた」としていたが、実際には都内の別の区に居住しており、名前も漢字だった。

 報道を知った知人から9日、両親に連絡があり、虚偽の会見であることが発覚した。

 伯母は同日、報道各社に文書を配布。文書では虚偽の発表をしたことについて、現金を集めるために思いついたなどと記述した上で、「私の嘘でたくさんの人を巻き込み、迷惑をかけたことをおわびします」と謝罪した。

 会見では、「りたくんを救う会」のホームページに募金の詳細を掲載していることも発表していたが、理汰君の両親の代理人を務める浦部明子弁護士は「詐欺とみて警察に被害届を出すことも含めて検討している。募金しないでほしい」と話している。

 おわび 8日に掲載した「拡張型心筋症の6歳男児、海外移植へ 募金始まる」の見出しの記事の内容は事実ではありませんでした。確認作業が不十分でした。読者と関係者の皆様にご迷惑をかけたことをおわびします。この記事の見出しと全文を削除しました。

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