産経ニュース for mobile

「弁護士をおもちゃに…」“2ちゃんねる”殺害予告の男に執行猶予判決

記事詳細

「弁護士をおもちゃに…」“2ちゃんねる”殺害予告の男に執行猶予判決

更新

 千葉県松戸市役所の爆破予告や、男性弁護士の殺害予告をしたなどとして、威力業務妨害や脅迫などの罪に問われた住所不定、無職、安藤良太被告(21)の判決公判が21日、東京地裁で開かれた。菅原暁裁判官は安藤被告に懲役2年6月、保護観察付き執行猶予4年(求刑懲役3年)の有罪判決を言い渡した。

<< 下に続く >>

 菅原裁判官は「インターネット上で多数の利用者が男性弁護士に誹謗(ひぼう)中傷を繰り返している状況下で、一連の犯行を行った。犯情は軽くなく、『弁護士をおもちゃにして遊んだ』という動機も悪質だ」などと指摘した。

 事件の経緯は、インターネット掲示板「2ちゃんねる」で活動していた松戸市の男性が、氏名や住所を特定され、ユーザーの攻撃対象に。男性が弁護士に対応を依頼したことで、この弁護士も攻撃対象になった。弁護士に対しては現在も掲示板上で頻繁に殺害予告が繰り返されている。

 安藤被告は初公判で起訴内容を認め、「弁護士をおもちゃにして遊んでいた。自分の行為がネット上で騒がれることに対して自己顕示欲もあった」などと動機を語り、「インターネットは無法地帯ではないので、正しい認識をもって使いたい。反省している」などと述べていた。

 判決などによると、安藤被告は平成27年2月、東京都港区の弁護士事務所に所属する弁護士の殺害予告を掲示板に書き込み。同年10月、事務所の住居表示板(180円相当)を盗んだ上、28年2月、弁護士の名前をかたって松戸市役所に爆破予告をしたとされる。

プッシュ通知