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「社債を買えば高く買い取る」と架電…「特殊詐欺」摘発 過去最大40人逮捕 被害額20億円超か 

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「社債を買えば高く買い取る」と架電…「特殊詐欺」摘発 過去最大40人逮捕 被害額20億円超か 

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 架空会社の社債購入名目で現金をだまし取るなどしたとして、警視庁や宮城県警などの合同捜査本部は詐欺や詐欺未遂の疑いで、住所不詳、無職、大野春水(27)と東京都新宿区、事務作業、金宣秀(38)の両容疑者ら男女40人を逮捕し、都内のアジト4カ所を摘発した。特殊詐欺で一度に摘発した人数としては過去最大規模。

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 捜査関係者によると、大野容疑者ら39人は黙秘、否認するか認否を留保しており、残る1人は容疑を認めている。

 大野容疑者と金容疑者は詐欺グループの幹部で、38人は詐欺の電話をかける「架け子」役。架空の太陽光発電会社の社債購入などを持ちかける手口で昨年1月以降、全国で60件、計20億円以上をだまし取っていたとみられる。

 被害者は平均約2千~3千万円をだまし取られており、なかには1億円以上をだまし取られた被害者もいたという。

 逮捕容疑は昨年11月~12月、奈良県大和高田市の女性(72)に架空会社の社員を装い、「社債を買えば高く買い取る」などと嘘の電話をして、社債購入名目で計500万円をだまし取ったなどとしている。