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【再掲・記者訴追 韓国に問う】低次元…終着点はどこなのか 米カリフォルニア州弁護士 ケント・ギルバート氏

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低次元…終着点はどこなのか 米カリフォルニア州弁護士 ケント・ギルバート氏

再掲・記者訴追 韓国に問う更新

 引用元の韓国紙や記者は処罰されていないにもかかわらず、引用しただけにすぎない加藤達也前ソウル支局長(現東京本社社会部編集委員)を名誉毀損(きそん)で在宅起訴するなんて、明らかに公平性を欠いている。スケープゴートにされたとしか考えられない。

 日本人だから、産経新聞社の記者だから、と日本たたきで政権の点数稼ぎをしようとしているのかもしれないけれど、良識ある国民は、これではいけないと思うはず。朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率は逆に下がるんじゃないかな。下がらないとおかしい。

 以前、日本の検察官に処分を覆すには政治家にでも相談すればいいのかと問いかけたことがある。その検察官は「どうにもならない。政治家の出る幕ではない」ときっぱり答えた。日本の検察を持ち上げるわけではないけれど、そこには検察官としてのプライドがあった。起訴するのか、しないのかに関し、政治家の意図は反映されない。政治的圧力には屈しないという気概を感じた。

 今回の件は、韓国の民主主義の未熟さを露呈しただけにすぎない。日本までヒステリックになる必要はない。どう見ても韓国の方が低次元なのだから、わざわざ相手の土俵に降りていくことはない。出国禁止が解かれない加藤前ソウル支局長には申し訳ないけれど、もうしばらく我慢してもらって、韓国の出方を眺めていればいい。

 韓国が自らの手でどこまで自分の国の名誉を毀損するのか、どこまでバカなことをやるのか、終着点はどこなのかを見てみたい。問題が大きくなればなるほど、世界から注視されるから、韓国にはプレッシャーになるだろう。

 米国では言論の自由がとても大切にされている。この程度のことで起訴されるなんてありえない。言論の自由は権力機関の腐敗を防ぐためにある。逆に腐りかけてくると弾圧が始まる。言論を統制し、情報操作で権力を維持しようとし始めたら危険だ。民主主義国家を語るなら「もっときちんとしなさい」と言いたい。(談)

【プロフィル】ケント・ギルバート

 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952(昭和27)年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。80年、法学博士号・経営学修士号を取得し、国際法律事務所に就職。83年、テレビ番組「世界まるごとHOWマッチ」にレギュラー出演し、一躍人気タレントとなる。現在は講演活動や企業経営を行っている。最新刊は「不死鳥の国・ニッポン」(日新報道)。

(平成26年10月26日)