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【御嶽山噴火】土石流シミュレーション 4~5キロ範囲で発生 集落と重なる可能性低い 国交省

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【御嶽山噴火】土石流シミュレーション 4~5キロ範囲で発生 集落と重なる可能性低い 国交省

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御嶽山の噴火で火山灰が混ざり、灰色に濁った水が流れる濁沢川=3日午前、長野県王滝村(川口良介撮影) 噴火が続く御嶽山について、国土交通省は3日、降雨による土石流発生のシミュレーション結果を発表した。河川沿いで4~5キロにわたって土石流が起き、一部の道路やロープウエーの駅に影響が出る可能性を示した。集落エリアへの影響は低いとみているが、降雨時には河川に近づかないよう注意を呼びかけている。

 シミュレーションでは、御嶽山で過去30年間に観測された24時間当たり最大雨量361ミリを想定雨量と設定。今回の噴火で火山灰が厚く堆積した東側の流域にある湯川、白川、濁沢川を対象に計算した。その結果、湯川沿いでは約5キロにわたって土石流が発生すると推定。ロープウエーの鹿瀬駅に土砂が流出する可能性があるとした。白川では約4キロ発生し、河川沿いの道路にも土砂があふれるとし、濁沢川でも約4キロの土石流が起ると推定した。

 国交省は同日、シミュレーション結果を地元自治体に提供し、具体的な防災対策の作成に役立ててもらう。

 今回の噴火では、主に噴火口の東側約4キロにかけて上空から目視できるほどの灰が確認されており、山頂付近では50センチに達するところもある。

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