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【五輪陸上】
2走の飯塚翔太「アドレナリン出た」 入場時の“侍スタイル”も独断で考案 男子400mリレー
リオデジャネイロ五輪大会第15日の19日、五輪スタジアムで行われた男子400メートルリレー。史上最高成績の銀メダルを獲得した日本の2走の飯塚翔太(ミズノ)はレース後、「アドレナリンが出て走れた。山県が(バトンを)渡してくれると信じて、思い切って出た」と興奮気味に話した。一問一答は次の通り。
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--走っていて気分はいかがでした?
「いやあ、興奮しましたね。こんなに歓声が強いと思わなくて、思ったよりすごくて。アドレナリンが出て走れました」
--銀メダルですよ
「うれしいですね。山県(亮太)がすごくいい流れを持ってきてくれたので、桐生(祥秀)に向けて突っ走りました」
--あのバトンパスは魂がこもっていましたね
「彼(山県)が渡してくれると信じて、もう思い切って出た。バトンがどうこうって覚えていないんですけど、よかったです」
--この4人はどんなメンバーですか
「信頼感が置けるメンバーで、もうミスるっていうことは一切考えなかった。そういう信頼できるチームです」
--入場のときには、みんなで刀を抜くポーズで入ってきました
「あれは僕が独断で、(実際には)どうだったかわかんないですけど、『侍スタイル』で行きました。一応日本らしくいきました」
--練習はなし?
「ちょっと直前にやって。…忘れてたんですよ、最初。『ああそうだ、(入場時のポーズが)ある』って思って、何とかやりました」
--レース後、スタジアムを一周しました
「普段味わえない雰囲気なので、そこで一周回れたっていうのは…胸を張って回れたと思います」(五輪速報班)