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【リオ五輪】ロシアが“怪物”マイケル・フェルプスに言いがかり カッピング(吸い玉)療法の痕をドーピングと同一視

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ロシアが“怪物”マイケル・フェルプスに言いがかり カッピング(吸い玉)療法の痕をドーピングと同一視

7日の競泳男子400メートルリレーに出場したフェルプス。右肩周辺に複数の丸いアザがある(AP) 7日の競泳男子400メートルリレーに出場したフェルプス。右肩周辺に複数の丸いアザがある(AP)

 実はフェルプスに限らず、スポーツ界では疲労回復に効果があるとして、カッピングの信奉者が多い。施術跡をSNS上で公開しているハリウッドスターや人気歌手もいる。今回、五輪の舞台でフェルプスが“宣伝”したことで、欧米でのカッピング機器の売れ行きがわずか3日間で20%以上増加したという。

 一方、国ぐるみのドーピングが発覚し、国際スポーツ界から白眼視されているロシアのテレビ局は、「カッピングの効果は、禁止薬物のメルドニウムと変わらない」と、荒唐無稽な主張を展開している。

 メルドニウムはもともと不整脈や心臓疾患の治療薬として開発されたが、血流を促進し、競技力を向上させる効果があるとして、今年から世界アンチ・ドーピング機関(WADA)が禁止薬物に指定した。

 1月にはテニス女子のスター選手、マリア・シャラポワ(ロシア)が、全豪オープンのドーピング検査でメルドニウムに陽性反応を示して2年間の資格停止処分を科され、リオ五輪出場の道が閉ざされた。

 それに対しカッピングは、国際オリンピック委員会(IOC)の規定で合法と認められている。ロシアのプーチン政権は、ドーピング不正問題について、「米国の陰謀」をにおわせる発言や宣伝を行っており、腹いせにフェルプスに言いがかりをつけた形だ。(五輪速報班)

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