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【五輪柔道】近藤がつないだ7大会連続代表輩出のたすき 道場主の大石康さん「基礎をきちっと教える」 女子48キロ級

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【五輪柔道】
近藤がつないだ7大会連続代表輩出のたすき 道場主の大石康さん「基礎をきちっと教える」 女子48キロ級

柔道練習 練習で柔道着に着替える近藤亜美=4日、リオデジャネイロ(撮影・桐山弘太) 柔道練習 練習で柔道着に着替える近藤亜美=4日、リオデジャネイロ(撮影・桐山弘太)

 その言葉は大石さんの心に深く刻まれた。ほどなく大石さんも引退。「少年柔道の指導者になろう」との思いが募り、神永さんに伝えると「人には生きがいが必要だ」と背中を押してくれた。周囲が反対する中、準備を重ねて大石道場を開いたのは昭和50年のことだった。

 神永さんの言葉通り、門下生に教え込んだのは柔道の基礎。子供は一人一人、性格も違えば、成長で体形も変わる。最初は気弱だった子供も、努力を重ねればたくましく成長する。

 「長い目で見て育てる。そのために、子供に目標や夢を抱かせるような指導をしなきゃいかんということですよ。柔道を好きになるように、そして続けていこうと思わせることが大切」

 それぞれの長所を見つけて伸ばすことを心がけた。1992年バルセロナ五輪に門下生の吉田秀彦さんが出場し、金メダルを獲得。以降、谷本歩実さんが2004年アテネ、2008年北京の両五輪を連覇するなど、途切れることなく門下生が五輪に出場し、いつしか名門道場として知られるようになった。

 五輪出場のたすきをつないだのが近藤だ。「リオデジャネイロオリンピックで必ず金メダルを取ります!!」。今年の正月、近藤の年賀状にはこんな言葉がつづられていた。

 「負けん気の強さ、試合中の臨機応変さが優れとるところ」と語る大石さん。「一本取るという強い気持ちで攻めることが亜美の持ち味。それさえしっかりやっていれば勝てる」。老師はリオの会場で、教え子の活躍を見守る予定だ。

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