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【リオ五輪】ジカ熱拡大、ブラジルで起きる中絶論議 WHOは妊婦に五輪への渡航を控えるよう勧告

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ジカ熱拡大、ブラジルで起きる中絶論議 WHOは妊婦に五輪への渡航を控えるよう勧告

 【リオデジャネイロ=佐々木正明】リオデジャネイロ五輪が8月に迫るブラジルでジカ熱の感染拡大に歯止めがかからない。敬虔(けいけん)なカトリック教徒の多いブラジルでは、人工中絶は法で厳しく制限されているが、小頭症の新生児を産む心配のある母親の中絶の是非をめぐる論議も起きている。女性の権利団体は法改正を求めているが、反対の声が根強い。感染地域は中南米諸国や米国、カナダでも広がる恐れがあり、米メディアも「(中絶の是非をめぐる)論議が米国でも熱を帯びる可能性がある」と指摘している。

 5月初旬まで、1326人の新生児がジカ熱が原因とみられる小頭症や中枢神経異常を患っていることが報告されており、ブラジル政府はジカ熱の流行を抑えられていない状況にある。

 国家会計の粉飾の疑いによる弾劾裁判の開始決定でルセフ大統領が停職したことを受け、発足したばかりのテメル大統領代行率いる暫定政権にとっても、ジカ熱対策は緊急課題だ。

 世界保健機関(WHO)は12日、妊娠している女性はリオ五輪への渡航を控えるよう勧告した。選手たちや観客にも渡航前に医者から助言を受けるよう呼びかけている。

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