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九州でも感染急拡大 福岡県は時短要請を久留米市にも

 九州でも新型コロナウイルスの感染が急拡大している。福岡県の感染者は21、22両日とも200人超となり、大分県では22日に過去最多の42人に上った。変異株の割合が増え、市中感染の広がりが疑われる地域も。福岡県は同日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、福岡市内の飲食店などを対象にしている営業時間の短縮要請を久留米市内にも広げる方針を決めた。

 久留米市での要請期間は25日から5月19日までとし、福岡市内と同様、午前5時から午後9時までの営業とするよう求める。要請に応じた事業者には、売り上げに応じて中小企業は1日2万5千~7万5千円、大企業には最大20万円の協力金を支給する。

 福岡県内では22日、新たに268人の感染者が確認された。直近1週間の感染者合計は18日時点と比べて約1・5倍に上るなど、急速に感染が広がっている。

 中でも久留米市の感染状況は厳しさを増している。直近1週間の感染者合計は137人で前週の合計の4倍に増え、人口10万人当たりの感染者数は45・3人と福岡市(32・9人)を上回る。会食に起因する感染も全体の約3割を占めることから時短要請に踏み切る。

 服部誠太郎知事は、会議後の記者会見で「県内はすでに『第4波』の中にある。これ以上の感染拡大は何としても食い止めなければならない」と強調した。

 県としては独自の時短要請や県民に対し不要不急の外出自粛を呼び掛けることなどで、新規感染者を減らしたい考えだが、感染力が強いとされる変異株も広がる中で、効果は不透明だ。

 服部氏は、新型コロナ特別措置法に基づく蔓延(まんえん)防止等重点措置や緊急事態宣言の適用を国に要請するかどうかについて「現在の対策の効果を見極めた上で判断していく」と述べるにとどめた。

 福岡以外の九州6県の3月22日の感染発表数はゼロか1桁だったが、いずれも増加傾向に転じた。今月22日に最多となった大分県の担当者は「県内のウイルスのほとんどが、感染力の強い変異株に置き換わっている」と危機感をあらわにした。

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