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地域限定の「獺祭」を栃木、福岡で先行発売へ

酒米の品質コンテストでグランプリに輝いた生産者に表彰状を渡す旭酒造の桜井一宏社長(右)
酒米の品質コンテストでグランプリに輝いた生産者に表彰状を渡す旭酒造の桜井一宏社長(右)

 「獺祭」を醸造する旭酒造(山口県岩国市)が、特定県産の山田錦100%で醸した純米大吟醸酒を、その地域限定で発売することが8日、分かった。同社の桜井一宏社長が明らかにした。第1弾として令和元年度に始めた酒米(酒造好適米)の品質コンテスト「最高を超える山田錦プロジェクト」でこれまでグランプリ米の産地となった栃木、福岡両県の正規取扱店で4月末ごろに発売する。今後は質の高い酒米の「地産地消」を全国5県程度に拡大する方針だ。(中村雅和)

産地を知るきっかけ

 同社は、全国約20府県の農家に酒米として山田錦の生産を委託している。通常は仕込みのスケジュールなどにあわせて、各県産の酒米をブレンドしているが、今回の地域限定酒は、麹作りに用いる「麹米」や、発酵中の醪(もろみ)に投入される「掛け米」まで原料米をすべて同一県産とする。

 桜井氏は「お客さまに酒米産地を知っていただくきかっけとしたい」と説明しているが、狙いはそれだけではない。

技術向上促す

 同社は、山田錦の国内生産量の約4分の1(平成30年)を買い入れている。輸出も好調で、今後も獺祭人気は高まると見込まれることから、品質の高い山田錦の需要はより高まる。そのために必要なのは酒米の生産者の技術向上と、作付面積の拡大だ。

 同社の酒米の品質コンテストはその一環だ。コンテストは、最高賞に輝いたグランプリ米を市価の25倍相当で買い取る賞金を売りに技術

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