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太宰治は理系科目も運動も得意だった 旧制中学時代の成績表公開

旧制青森中学在学生の成績表(福田徳行撮影)
旧制青森中学在学生の成績表(福田徳行撮影)
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 10段階の評定はほぼ9か10で、2年生修了時は191人中7位、3年生の時は3位と、4年間を通して安定して高い成績だったことが分かる。

幅広い教養あればこそ

 4年前に同校に赴任し、生徒会新聞を指導している西谷ともえ教諭は「総じて優秀な成績を残していた。本校でこれだけの成績を維持するのは簡単ではない。5年制を4年で卒業したこともうなずける」と話し、真面目で優秀だった太宰に目を見張る。

 同校の現在の生徒数は836人で、卒業後は難関国公立大や有名私立大に進学する県内トップクラスの進学校。宍倉慎次校長は「太宰は文系、理系に関わらず成績が優秀で、幅広い教養があったからこそ、想像力、表現力を磨くことができたのではないか。今の生徒もバランスの取れた学習をして文武両道を目指して励んでほしい」と話している。

 文豪として名をはせ、ファンも多い太宰だが、その後の私生活では女性関係のもつれなど波瀾(はらん)万丈の人生だったといえる。ただ、今回見つかった成績表からはまじめな側面を垣間見ることができ、同校は太宰を知る上で貴重な資料として大切に保管し、今後の研究に生かしたいとしている。

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