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戊辰戦争中に米船沈没、犠牲者230人の慰霊祭 千葉・勝浦

戊辰戦争時に沈没した米蒸気船「ハーマン号」の犠牲者の慰霊祭=13日、勝浦市
戊辰戦争時に沈没した米蒸気船「ハーマン号」の犠牲者の慰霊祭=13日、勝浦市

 戊辰戦争中に千葉県勝浦市沖で沈没した米国の蒸気船「ハーマン号」の犠牲者を弔う慰霊祭が13日、市内の官軍塚慰霊碑前で営まれた。新型コロナウイルスの感染拡大で開催が危ぶまれたが、犠牲者を鎮魂し、事件を後世に語り継ぎたいという関係者の意志は固く、10回目の開催となった。

 船は官軍側に雇われ、函館の五稜郭にこもる榎本武揚率いる旧幕府軍を攻撃するため、肥後藩士ら350人と米国人乗組員80人を乗せ江戸を出航。しかし、明治2年2月13日夜、暴風雨により勝浦市川津沖で座礁、沈没した。地元住民は必死の救助を続けたが、日本人約210人、米国人約20人が犠牲になった。

 「黒船『ハーマン号』を世に出す会」の土屋元会長(勝浦市長)は昨年、新型コロナの感染が先行して拡大した中国・武漢市からの帰国者を勝浦ホテル三日月が受け入れたことを挙げ、「勝浦の住民には人助けの精神がある」と強調した。米国大使館からも来賓として二等書記官兼副領事のウォルター・ナイチンゲール氏が出席した。

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