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神奈川県内の半分すでに被害… プリペイド式給湯の精算機壊し、現金盗む 昨年11月から連続発生

■全部で40台

 今回、被害に遭ったプリペイド式給湯の精算機を製造するメーカーによると、精算機はマンション入居者にお湯を提供するためのもので、千円札のみが使用できる。料金は前払い方式で、1千円当たり決まった量のお湯が使える。「現金の回収は各マンションの管理会社などに任せている」(同社)。セキュリティー面では、誤った方法で精算機をこじ開けようとすると、アラームが鳴る仕組みになっているという。

 また、関係者などによると、賃貸マンションなどを中心に、県内に設置されているプリペイド式給湯の精算機は同一メーカーのものが全部で約40台。このうち、すでに県内の半分当たる20台以上が現金を盗まれたり、壊されたりする被害に遭っている。捜査関係者によると、「プリペイド式給湯の精算機を狙った事件は珍しい」という。

 首都圏では昨年8月以降、コインランドリーチェーン店で精算機が破壊され、現金が盗まれる事件が相次いだ。その犯行グループは、店の公式サイトで店舗内の稼働状況をリアルタイムで把握し、無人の店舗を狙って犯行に及んでいたとみられる。

 今回の事件では、アラームが鳴っているにもかかわらず、素早く現金を持ち去っていることから、精算機の構造を事前に研究していた可能性がある。また、県内の設置台数が限られている精算機の位置情報を、犯人がどうやって知ったのかも謎だ。ある捜査関係者は「県内の設置箇所を知り得た人物が関与している可能性もある」と語る。

 県警は防犯カメラの映像などから、複数人の男らが事件に関与しているとみて、窃盗や窃盗未遂などの容疑で捜査を進めている。

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