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肥後、鹿児島銀のシステム統合見送り 九州FG

 九州フィナンシャルグループ(FG)の笠原慶久社長は27日の記者会見で、傘下の肥後、鹿児島両銀行の基幹系システムの統合を当面見送る方針を明らかにした。費用対効果について検討を重ねた結果、「現状では統合によるメリットよりもデメリットの方が大きい」と判断した。

 笠原氏は、現在の両行の基幹系システムについて「すでに最先端のシステムを導入しており、一定のコスト削減が実現している」と説明。システム統合には100億円規模のコストがかかることや、2年程度の移行期間は他のシステム開発を凍結しなければならず「統合効果は乏しい」と述べた。

 ただ、「永久に統合しないということではない」と述べ、今後の技術革新などの状況も踏まえて令和7年度に改めて判断する方針を示した。今回、システム統合を見送った分の約100億円は、今後3年間でデジタル化への投資に重点的に振り分ける。

 肥後、鹿児島両行は平成27年10月に経営統合した。システム統合については現行の中期経営計画が終了する今年3月末までに方針決定するとしていた。

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