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台湾の教育に尽力「大甲の聖人」 地元・熊本に顕彰碑

故郷に建立された志賀哲太郎を顕彰する石碑
故郷に建立された志賀哲太郎を顕彰する石碑

 明治・大正期、日本統治下の台湾に渡って児童教育に尽力し、現地で「大甲の聖人」と敬愛される志賀哲太郎(1865~1924)を顕彰しようと、出身地の熊本県益城町に19日、石碑が建立された。石碑の建立は、郷土史家や熊本の「日台交流を進める会」などで組織した「志賀哲太郎先生顕彰会」が呼び掛けて実現した。

 この日は除幕式が行われ、顕彰会の宮本睦士会長が「志賀哲太郎を通じて台湾の大甲(現台中市大甲区)と益城町との絆が100年の時空を越えて再び結ばれることを祈念する」と述べた。台北駐福岡経済文化弁事処の陳忠正処長は「志賀哲太郎は、いかなる時も『日本精神』で子供たちに接した。今でも(台湾では)遺徳がしのばれている」とあいさつした。

 志賀は新聞記者などを経て、日清戦争後の下関条約で、清から台湾が日本に割譲された翌年の明治29年、31歳で台湾に渡航。数年後、北西部の街、大甲で小学校の代用教員となり、59歳で亡くなるまで子供たちの教育に情熱を注いだ。

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