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原子力規制委の更田委員長が川内原発周辺首長らと意見交換

鹿児島県薩摩川内市で開かれた原子力規制委員会と地元自治体の首長らの意見交換会
鹿児島県薩摩川内市で開かれた原子力規制委員会と地元自治体の首長らの意見交換会

 原子力規制委員会の更田豊志委員長は11日、九州電力川内原子力発電所が立地する鹿児島県薩摩川内市で開かれた地元自治体の首長との意見交換会で、「規制委も電力会社も(原子力の)信頼回復は半ばだ。説明する努力を続ける」と強調した。12日には、新たに完成したテロ対策を目的とする特定重大事故等対処施設(特重施設)などを視察する。(中村雅和)

■環境の変化

 更田氏が前回、同市を訪れたのは、特重施設が建設中の今年2月だった。その後、川内原発を取り巻く環境は大きく変わった。

 県知事は平成28年に反原発団体の支持も得て当選した三反園訓前知事が7月の知事選で落選。代わって経済産業省出身の塩田康一氏が就任した。塩田氏の原発に対するスタンスは「今のところニュートラルと言えるのではないか」(電力業界関係者)との評価だ。

 薩摩川内市長も、川内原発の再稼働に同意した岩切秀雄市長が勇退し、10月の市長選を勝ち抜いた田中良二新市長に代わった。

 両氏とも規制委との意見交換会の出席は初めてで、いずれも国内の原発で初めて運用が始まった特重施設をテーマに挙げた。

 塩田氏は「普段使用する施設ではない。有事にいかに機能するのか」と問題提起。更田氏は「机上も含め万が一に備え訓練することが重要だ。恐らくは(施設の)寿命中に使うことがないと思われる施設だが、どれだけ現実感をもって、対処できるか考え続ける」と応じた。

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