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群馬県有施設見直し 県議会で2日「提言案」議論 議会内に慎重論、「先送り」提言に盛り込みへ

 群馬県が打ち出した県有10施設の見直し方針で、県議会は2日、行財政改革特別委員会を開き、県への提言案について議論する。県は年度内に最終報告をまとめる方針だが、議会内は慎重論が高まっており、結論の先送りを求める趣旨の文言を提言案に盛り込む方向で調整するもようだ。

 「根回しもなく見直し方針が出された」。ある県議はこう不満を漏らす。「廃止検討」とした県民会館(ベイシア文化ホール、前橋市)は約2年かけて県文化審議会で議論された経緯もあり、「10月7日の中間報告公表から半年で最終的な方向性を出すのは拙速だ」と話した。

 県議は地元の県有施設が廃止などされれば自身の支持基盤に影響しかねない懸念もあり、「丁寧な議論が欠かせない」との声は根強い。

 ただ、県は財政難を理由に見直しを進める構えだ。山本一太知事は11月30日、「(反対の声を)すべて聞いていたら既存の事業は一つも見直せない」と強い意欲を示した。

 このため、議会内には結論を先送りする意見が目立ち、委員会では、慎重に議論を継続すべきだとの趣旨を提言案に盛り込む方向を探る。また、施設ごとに委員会の意見を付ける案も検討されている。

 委員会は10日に最終的に提言をまとめ県に提出する。ただ、一部の県議からは本会議で議決すべきだとの声も出されている。

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