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コロナ影響も6割が増益確保 九州・山口の地銀中間決算

 九州・山口8県の地方銀行の令和2年9月中間決算が13日に出そろい、6割に上る12行が新型コロナウイルスの影響を受けつつも前年同期比で最終増益を確保した。資金繰り支援などで貸出金利息が増えた一方、信用コストが増加するなど新型コロナは地銀経営にプラス、マイナス両面で作用した。今後も収束は見通せず、不透明な経営環境が続く。(小沢慶太)

 「上期では新型コロナの影響は懸念されていたほどは顕在化しなかった」

 ふくおかフィナンシャルグループ(FG)の柴戸隆成会長兼社長は、記者会見でこう語った。

 ふくおかFGの中間連結決算は増収減益だが、前期に計上した、旧十八銀行との経営統合に伴う特別利益の反動減を除けば実質増益となる。

 前期に新型コロナの感染拡大による景気悪化を見越して信用コストを予防的に積み増していたが、取引先の倒産が少なかったため引当金を戻し入れた。傘下の福岡、十八親和、熊本の3行で計70億円の戻り益を計上し、利益を押し上げた。

 × × ×

 一方、山口FGが13日に発表した中間連結決算は、売上高にあたる経常収益が前年同期比12・8%減の755億円、最終利益は同34・1%減の84億円と減収減益だった。

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