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フェースシールドをおしゃれに 美容学校生製作、幼稚園などに寄贈へ 静岡

 新型コロナウイルス対策もおしゃれに楽しく取り組めるようにと、静岡市葵区の「池田美容学校」の学生らがデザイン豊かで個性的なフェースシールドを製作し、ファッションショー形式で発表した。「みなさんに前向きに明るくなってほしい」と願い、近隣の幼稚園や高齢者施設に寄贈していく計画だ。

 「池コレ2020 フェイスシールド・ファッションショー」と銘打って校内で開かれた発表会。ステージが赤や青に照らされるなか学生らは、華やかな造花、手書きした動物やキャラクター、光るビーズなどで自らデザインしたシールドのモデルとなり、ランウェイでポーズを決めた。

 透明な板で顔を覆うフェースシールドは、口をふさぐマスクと違って、話す口元や表情がはっきりと見える利点がある。ただ、簡素でデザインに乏しく、無機質な印象のものが多い。

 美容技術だけでなく社会貢献についても授業で学んでいる同校の学生らは、こうした課題解決のため、美容学生らしい感性でデコレーションすることにした。

 「理美容甲子園」と呼ばれる全国大会が中止されたり、実習も従来通りにはできなかったりと、自らもコロナ影響を受けている学生たち。子供や高齢者に危険がない素材などを考慮し、約20人がおよそ100個を1カ月ほどで作り上げた。

 寄贈を受ける特別養護老人ホームの職員は「マスク姿だとお年寄りにはみな同じ顔に見えてしまったり、声が通らなかったりする。若者のすてきなデザインのシールドは入所者も喜ぶ」と話す。製作した朝比奈遥花さん(20)=2年生=は「少しでも心が軽くなってほしい」、石神妃優菜(ひゆな)さん(19)=同=は「今までとは違う日常だけれどおしゃれを楽しんでもらいたい」と語った。

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