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クマ出没、埼玉県内も増加 紅葉狩りシーズン 県、警戒呼びかけ ドングリ凶作で人里に

 クマの出没が全国で相次いでいる。石川県加賀市の商業施設にクマが侵入した件を受け、小泉進次郎環境相は20日、中央省庁や自治体の連携体制などについて話し合う連絡会議を開催すると表明した。埼玉県内でも今年はクマの出没確認件数が増えており、紅葉シーズンを前に県などが警戒を呼びかけている。(内田優作)

 県によると、今年4月から9月末までの県内のクマの出没件数は49件だった。昨年度の1年間で63件だったことを踏まえると、例年に増して頻度は高い。秋は冬眠前のクマが餌を求めて人里に出ることが多く、今後も出没が増えることが予想されるという。

 クマの餌となるドングリの凶作も不安材料だ。餌を探す必要に迫られたクマが従来に比べて行動エリアを広げる可能性があるからだ。

 人とクマが遭遇する場所は、ハイキングや登山のコースをはじめとした人通りが多い山道であることが多い。県によると、野生のクマは秩父地方や飯能市などの山間部に生息しており、そのエリアは、秋の紅葉シーズンの人気スポットである三峰山や天覧山とも重なる。平成30年10月には、秩父市の霧藻ケ峰につながる登山道で男性がクマに襲われ、手にけがを負った。

 県みどり自然課の担当者は「山では鈴を携行して歩いてほしい。クマに遭遇したときは、あわてずに目線を合わせながら後ろに下がるなどして危険を回避することが大事だ」と話している。

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