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我孫子にアルミの動物登場 市制施行50周年 古代ローマ「博物誌」の世界表現

 我孫子市内8カ所の「人の集まる場所」に、アルミ製の野生動物が現れた。茨城県取手市の彫刻家、島田忠幸さん(73)が制作した生き物たちで、市役所玄関では、見かけは怖いが、雌の前ではモジモジ、ドキドキの「恋するゴリラ」が、訪れた市民を出迎えてくれる。

 7月1日の我孫子市制施行50周年を記念して、アートで地域おこしを進める市民サークル「我孫子手づくり散歩市」が企画した「動物園」。古代ローマの博物学者、大プリニウスの著作「博物誌」の世界を、アルミ板を成型した実物大の動物彫刻で表現している。

 県立我孫子高校前の県道8号交差点わきには、長い首をさらに伸ばしてふるさとアフリカを眺めるキリンの頭部像を展示。隣接する水の館にはリアルなダチョウやユーモラスなハシビロコウ、手賀沼親水広場には不気味な獣姿で走る「追うプリニウス逃げるプリニウス」が置かれている。

 また、生涯学習施設アビスタ(同市若松)にはインドサイ、JR我孫子駅南口の千葉銀行我孫子支店には周囲を監視する姿を塹壕の兵士に見立てたプレーリードッグなどのほか、杉村楚人冠邸園(同市緑)では「存在の不条理」を表現した、野では嫌われ者、鍋では人気者のイノシシに加えて、19日からは我孫子駅南口のガイド施設アビシルベにシマウマが登場した。一部を除き11月19日まで展示。屋外は終日、屋内は施設公開時間中、自由に見られる。

 島田さんは「(動物たちが)我孫子市民、とりわけ子供たちに喜んでもらえるとうれしい」と話している。 (江田隆一)

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