PR

地方 地方

故郷を歩いて魅力や名産発信 「ほっかり松本おさんぽ便」考案 曽根原和花さん(23)

「ほっかり松本おさんぽ便」を考案した曽根原和花さん
「ほっかり松本おさんぽ便」を考案した曽根原和花さん

 故郷である長野県松本市に戻り、散歩をしながら新たな街の魅力を紹介し、この地の名産を発送する「ほっかり松本おさんぽ便」というユニークな試みに乗り出した。新型コロナウイルスの感染拡大で、鹿児島県の最南端に位置する与論島で働く人生設計はついえた。だが前向きな性格で自らを駆り立てる。(松本浩史)

 コロナ禍で自粛ムードが高まり、緊急事態宣言が解除される5月下旬まで、外出することはほとんどありませんでした。でも解除されてから、自宅の周りをのんびりと散歩し始めました。外気に触れて気分転換をしたかったのだと思います。

 3月に大学を卒業した後、与論島のゲストハウスで5月から働くことが決まっていました。それなのに4月中旬に突然、「休業するので内定は取り消させてほしい」という連絡が入りました。ショックでした。もっとも誰が悪いというのではないので、自由な時間が与えられたのだと前向きに考えるようにしました。

 散歩って本当に面白い。新しい発見の連続です。季節ごとに咲く花々、見過ごしていた小川や木々、戸建ての家のすてきなお庭…。市内のあちらこちらを歩いているうちに、喫茶店やお菓子屋さんの店主さんらとも知り合えました。

 やがて、この人たちの思いの詰まったモノを多くの人に届けられればと思いつきました。「おさんぽ便」です。協力してくれた店主さんが扱うコーヒー豆や板あめ、かりんとうなどを箱に詰めて送るのです。

 でもそれだけじゃ味気ない。あがたの森公園や松本城などのランドマークはもちろんですが、散歩して気づいた「お勧め情報」を掲載した地図もつけようと。この道路のマンホールがかわいいだとか、ある施設の屋上に敷かれた芝生がきれいだとか、そんな情報が載っています。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ