所沢高と不二家がコラボ 甘くて濃厚な狭山茶スイーツ
県立所沢高(所沢市)と大手菓子メーカーの「不二家」は、地域の特産品の狭山茶を使ったスイーツ2種類を共同開発した。高校生の「知る人ぞ知る狭山茶をもっと有名にしたい」という思いが商品化につながった。全国の不二家で31日まで販売している。
商品は、抹茶味とほうじ茶味のモンブランを食べ比べできる「狭山茶の抹(ま)ほう茶モンブラン」(税込み390円)と、狭山茶プリンとクリームチーズムースが合体した「ぷるぷる♪狭山茶のつや玉」(同)。どちらも狭山茶の甘く濃厚な味わいを堪能できる。
所沢高によると、授業で「狭山茶の魅力発信」に取り組んだ高校生5人がスイーツとして売り出すアイデアを思いつき、実現のために不二家に連絡を取ったことが商品化のきっかけという。
不二家の担当者は「高校生の思いと狭山茶のおいしさを詰め込んだ商品が完成した。狭山茶の魅力を全国の方に知ってもらえれば」と話している。(竹之内秀介)