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感染者への誹謗中傷防ぐ 和歌山県 相談ダイヤル開設 禁止条例も制定へ

 新型コロナウイルス感染者への差別や誹謗(ひぼう)中傷を防ぐため、県が13日、専用の相談ダイヤルを開設した。感染者や家族、職場関係者などからの相談に応じる。感染者には担当職員を配置し、定期的に連絡を取るなどして対策を講じる。インターネット上の誹謗中傷などの書き込みを監視していくほか、誹謗中傷などを禁止する条例の制定も目指すとしている。

 県によると、相談ダイヤルは、県人権政策課内に設置し、人権問題を担当する職員が対応。インターネット上の誹謗中傷や、個人情報を勝手に掲載するなどプライバシーの侵害について対策を助言する。悪質な場合は、法的手続きを助言したり専門機関を紹介したりする。

 感染者については、治療後も居住地のある振興局などの担当職員を配置。定期的に連絡を取り、健康状態を聞き取るほか、感染に起因する生活上の困りごとなどの相談にも、きめ細かく応じる。

 インターネット上で感染者への誹謗中傷などの書き込みがないかを調査し、見つけた場合は運営者側に削除を依頼していく。

 今後は、誹謗中傷などを禁止する条例の制定を目指す。罰則規定も検討中で、今年度中に条例案を県議会に提案する方針。

 県のまとめよると、新型コロナ関連の人権問題の相談は9月末までに32件あった。SNS(会員制交流サイト)で勝手に感染者と公表されたり、感染者が出ていないにも関わらず「あの店から感染者が出た」と風評被害を受けたケースもあったという。

 相談ダイヤルは073・441・2563(平日午前9時~午後5時45分)。相談ダイヤルのポスターも作製し、市町村役場や図書館などに掲示する。

 県の担当者は「どこに相談したらいいか迷っていた方も多いと思う。遠慮なく相談を寄せてほしい」と呼びかけている。

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