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再び世界中の笑顔があふれるゲストハウスに 青森県黒石市の斎藤正盛さん(60)

ゲストハウスを営む斎藤正盛さん。玄関には外国人客との思い出の写真や世界地図が張られている=青森県黒石市(福田徳行撮影)
ゲストハウスを営む斎藤正盛さん。玄関には外国人客との思い出の写真や世界地図が張られている=青森県黒石市(福田徳行撮影)
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コロナと向き合う

 外国人観光客が中心だったゲストハウスにとって、新型コロナウイルスによる入国制限、移動の自粛は壊滅的ともいえる打撃を与えた。青森県黒石市の斎藤正盛さん(60)が営むゲストハウスも苦境が続く。そうしたなか、コロナ禍を乗り越え再び世界中の笑顔が集まるハウスにするため、クラウドファンディング(CF)を活用して支援を呼びかけている。(福田徳行)

 青森県のほぼ中央に位置していることから「青森県のへそ」と形容される黒石市は、豊かな自然と豊富な温泉に恵まれた城下町として知られる。北西に津軽平野、東に八甲田連峰を望み、江戸時代のアーケード「こみせ」が残るなど、情緒豊かな風情が街並みを彩る。東北自動車道のインターチェンジがあり、青森空港や東北新幹線新青森駅にも比較的近く、県内の観光地へのアクセスに優れている。

 恵まれた環境にありながら「黒石にはあまり泊まるところがない」と感じていた斎藤さん。約6年前に一念発起し、ゲストハウスを作った。

 順調に宿泊客が増え、外国人観光客を中心に毎年600~700人が訪れにぎわう施設に育った。アットホームな雰囲気のゲストハウスということもあり、リピーターも多かった。会員制交流サイト(SNS)などを通じて「世界各国の人たちと知り合いになることができ、近況報告などをしている」施設だった。

 しかし、新型コロナウイルス感染拡大で、世界各国が入出国を制限。国内でも緊急事態宣言が出され移動の自粛が求められ、外国人客だけでなく国内の観光客も途絶えた。3月からの累計宿泊客は前年に比べ90%も減り、経営を直撃した。

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