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群馬県、SNS活用 観光地バックアップ

 県は、予算の制約もあり、いまのところ大掛かりなキャンペーンの予定はないが、会員制交流サイト(SNS)を用いて温泉、紅葉などの情報発信に注力し、観光地をバックアップしていく。担当者は、「感染者が万が一出た際の対応についても業界団体が率先して訓練も行った」としたうえで、「10月から都民にも自信をもって安心して群馬に来てくださいと胸を張っていえる」と意気込む。

 県によると、コロナ禍に伴う外出自粛の影響で県内の温泉地のホテルや旅館などの宿泊施設はこれまで打撃を受けてきた。

 緊急事態宣言が4月7日に7都府県で発令。同16日に全国に拡大。5月14日に39県で解除。同25日に全面解除された。このため4~5月の2カ月間の打撃が大きく、観光庁の宿泊旅行統計調査では、観光目的の宿泊者が50%以上の施設の宿泊者数は前年同期比8・7%にとどまった。

 県は観光需要を喚起するため、宣言解除後の6月5日~7月末にかけ、対象を県民に限定した「愛郷ぐんまプロジェクト 泊まって! 応援キャンペーン」を実施。県民が利用する県内のホテルや旅館などの宿泊料について、1人当たり1泊6千円(税別)以上の場合、1回3連泊まで5千円を割り引いた。

 この効果もあり、期間内の目標の30万人泊は達成。観光庁の宿泊旅行統計調査では6~7月の2カ月間の宿泊者数は前年同期比53・8%にまで盛り返した。全国平均は27・6%に対して県の実績は全国1位だった。

 今後は、「Go To トラベル」の対象に東京発着の旅行が追加されたことで、都内からの観光客をいかに県に誘致できるかが課題となる。栃木や長野など隣県でもアピールする温泉、紅葉以外の魅力も発信する必要がありそうだ。(柳原一哉)

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