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遠い故郷思い描く 天草でハンセン病入所者の作品展

作品展「ふるさと、天草に帰る」で展示される吉山安彦さんの作品。右はヒューマンライツふくおかの蔵座江美理事
作品展「ふるさと、天草に帰る」で展示される吉山安彦さんの作品。右はヒューマンライツふくおかの蔵座江美理事

 国立ハンセン病療養所「菊池恵楓園」(熊本県合志市)の入所者で、同県天草地方の出身者らが手掛けた絵画の作品展「ふるさと、天草に帰る」が、3日から18日まで天草市民センターで開かれる。故郷を思って描いた風景の油彩画など約80点を展示する。

 ヒューマンライツふくおか(福岡市)が企画。展示するのは恵楓園で昭和28年に発足した絵画クラブ「金陽会」の会員の作品で、ともに天草出身の吉山安彦さん(91)と故中原繁敏さんのものが中心。金陽会は多くのメンバーが亡くなり、今も描き続けるのは吉山さん1人という。

 入所者は偏見や差別を恐れ、故郷に戻らぬまま亡くなった人も多い。ヒューマンライツふくおかは平成30年にも鹿児島県・奄美大島で、同様の「里帰り」作品展を開いた。蔵座江美理事は「絵を通し、ハンセン病の問題に思いをはせてほしい」と話している。

 作品展は天草市民センターの後、上天草市、苓北町を回る。

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