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【しずおか・このひと】母国・韓国からの来県者に魅力紹介 静岡ツーリズムビューロー国際交流員、李錫泳さん(30)

この人・李錫泳(イ・ソギョン)さん
この人・李錫泳(イ・ソギョン)さん

 全国でも観光資源の豊富な静岡県の魅力を発信し、母国・韓国からのインバウンド(訪日外国人客)事業に携わるのが静岡ツーリズムビューロー(TSJ)の国際交流員、李錫泳さん(30)だ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で国内外の往来に支障が続く中、「静岡は第二の故郷。韓国と日本の交流を深めるために役立ちたい」と目を輝かせる。母国で学んだ日本語や日本文化などの勉強の成果を生かし、国際交流事業に取り組むことになった経緯や今後の抱負などについて聞いた。(小串文人、写真も)

 --県の国際交流員として勤務するきっかけは

 「高校時代に日本の文化や社会について触れる機会があり、テレビのニュースやドラマなどを見て興味を持ちました。勉強が楽しくなり、大学に進学してから日本語を専攻したんです。実際に交換学生や日本の観光客と会ってみると、お互いに偏見などなく、日本人は礼儀正しく、親切で優しい人ばかり。韓国には兵役があります。大学3年から士官候補生となり、大学卒業後も含めて通常より長い4年4カ月の兵役を終えて日本と韓国の友好と交流を深める仕事に就くことを目指しました」

 「日本語が話せて国際交流の活動ができる人材を地方自治体が採用する、日本の自治体国際化協会の試験に合格し、4年前に県の国際交流員に決まりました。来日して最初は県観光振興課の国際観光班に配属されました。静岡空港には韓国への直行便が就航していることもあり、韓国に県の観光情報を発信してインバウンド需要の拡大に傾注することになったんです」

 --韓国の観光情報より県のほうが詳しいと聞いています。静岡への思いは

 「静岡は第二の故郷と思っています。実家のある(韓国中西部の)忠清南道は県と友好協定を締結しています。大都市の間に位置し、海と山があって静岡と似ていて住みやすいです。静岡県民は穏やかで、日本一の富士山やお茶が有名という環境の中で生活することができて幸せです」

 --取り組んでいる事業は

 「県の観光施設などの情報を掲載した韓国向けの『ドライブ天国』の発刊があります。ローカルカフェが好きな韓国人のために県内のローカルカフェを掲載し、富士山などの観光スポットの紹介や、広い県内の観光にはレンタカーでの移動を提案した内容になっています。自分で取材し掲載しています。昨年、静岡空港とソウルを結ぶLCC(格安航空)のチェジュ航空が就航してから静岡空港でのレンタカーの利用件数や韓国人の県内宿泊者数が大幅に増えたと聞いています。韓国版以外に香港とタイ版用もあります」

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