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熊本大に水俣病資料寄贈 関西訴訟関連、来年5月までに

 水俣病被害の救済範囲を広げる判断が示された関西訴訟の関連資料が熊本大に寄贈されることになり、15日、保管してきた研究グループとの間で覚書が交わされた。来年5月ごろまでに熊本大に贈られ、整理を終えたものから順次公開される。

 資料は、原告支援者の依頼を受け、大阪電気通信大の小田康徳名誉教授らが保管してきた。小田氏はオンラインの記者会見で「資料の保管と活用が課題だった。水俣病と縁の深い熊本大で、研究に役立ててほしい」と期待。熊本大文書館の香室結美特任助教は「一般の人にも利用してもらい、企画展も開きたい」と感謝を述べた。

 関西訴訟は昭和57年、熊本、鹿児島両県から関西に移った被害者らが国と熊本県に損害賠償を求め提訴。平成16年の最高裁判決は国と熊本県の責任を認め、国基準よりも広く被害を認定。未認定患者への一時金支払いを定めた21年の特別措置法施行につながった。

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