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日本三大勅祭「石清水祭」75年ぶり本宮で コロナ影響 神幸行列は中止 京都

 日本三大勅祭の一つ、「石清水祭」が15日、石清水八幡宮(八幡市)で行われた。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、昭和20年以来75年ぶりに山上で神事を行うなど規模が縮小された。

 石清水祭は貞観5(863)年、生き物に感謝し、その霊を弔う放生会(ほうじょうえ)として始まったとされ、賀茂祭(葵祭、上賀茂・下鴨両神社)、春日祭(春日大社)とともに、勅使が派遣される勅祭として知られる。例年なら祭り当日の午前3時、神霊をのせた鳳輦(ほうれん)(神輿(みこし))が男山山上の本宮から麓の頓宮(とんぐう)へと向かう「神幸行列」に続き、頓宮で約300人が参列し、勅使(天皇陛下の使い)が天皇の供え物を奉納する神事「奉幣(ほうべい)の儀」が行われる。

 しかし、今年は新型コロナの感染拡大を受け、神幸行列などが中止となった。さらに奉幣の儀も参列者を宮内庁京都事務所長や上賀茂・下鴨両神社の宮司や祭りの奉仕者ら50人に絞り、頓宮ではなく、本宮で行われた。

 この日は、午前10時過ぎ、天皇陛下の供え物を携えた勅使が本宮に到着。国の繁栄と国民の安泰を願われる天皇陛下の祭文(さいもん)を勅使が読み上げ、田中恆清(つねきよ)宮司が祭文を神前に奉納した。

 神事終了後、田中宮司は「新型コロナウイルス感染症が一刻も早く終息し、来年は例年通りの祭りができるよう、健康で平穏な日々が訪れるよう祈願している」とあいさつした。

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