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産経国際書展東北展 体力と気力、続く限り 産経大賞・東海林白扇さん(73) 福島・いわき

 受賞作は元から明代にかけて軍師としても活躍した劉基の五言古詩「早發建寧至興田驛(つとにけんねいをはっしてこうでんえきにいたる)」の100文字を四行書にした。

 「煩わしい世事から離れ美しい景色を歌ったものですが、私はそれぞれの文字が書きやすく美しい点が好きです。書くのにも流れがつかみやすかった」

 書を始めたのは2人の娘が福島県浪江町の小学校に通っていた際、そのPTAのクラブ活動に入ったのがきっかけだ。そこで指導を受けたのが、今も所属する「煌心書道会」の松崎龍翠会長。

 「松崎先生には、古典のにおいを出しながら、堂々と書くこと、と指導を受けてきました。長くやってこられたのは、書の仲間がいてみなさんの高い技術に刺激され、お互いに励ましてこられたからですね」

 かつて住まいのあった浪江町を離れ、今は次女が住むいわき市に居を移し、夫との2人暮らしだ。

 「年齢のことを考えたりもしますが、私よりずっと上の方もがんばっています。書は私にとってのアンチエイジング。体力、気力が続く限り、続けていきたい」と言葉に力を込めた。

 今年7月に東京・上野で開催された東京展にはコロナ禍で行けなかっただけに、仙台開催の東北展に行くことを楽しみにしている。

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