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自民総裁選告示 菅氏支持、群馬知事呼びかけ 候補見極め困難の声も

 安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選が告示された8日、県内でも独自に実施される予備選に対応する動きが本格化した。地方票の行方は総裁選に少なからず影響を与えるだけに、県連割り当ての3票の行方に注目が集まっている。(柳原一哉)

 立候補を届け出たのは石破茂元幹事長(63)、菅義偉官房長官(71)、岸田文雄政調会長(63)の3氏。5派閥の支持を得て優勢の菅氏を岸田、石破両氏が追う展開だ。予備選は11日に投票を締め切り、3票は得票数に応じて「ドント式」で各候補に配分される。

 山本一太知事は自民党に所属していないが、菅氏を支持している。自身のブログに「菅氏を群馬でトップに押し上げたい」と書き込み、自民党県議団と主要な職域団体にアピール。8日は自身の後援会の会長、県内の各市町村長らに電話で支持を呼びかけた。

 県選出の国会議員には岸田、石破両派所属議員がおらず、「菅氏支持に回る」(自民県議)とみられている。前橋市の税理士で党員の永田智彦さん(73)は「長期政権で政治を安定化させてきた安倍首相の評価は高く、路線を継承する菅氏を支持したい」と語った。

 ただ、平成24、30年の総裁選での県内投票はいずれも石破氏がトップで、地方での人気は根強い。ある自民県議は「県内入りし、知名度を高めてきた石破氏に過去2回投票した党員は今回も石破氏を選ぶのでは」と指摘。3票のうち2票を獲得する可能性があるとも語った。

 一方、今回の総裁選は選挙期間が短く、新型コロナウイルス感染拡大防止のため候補者による全国遊説も見送られており、党員の60代男性=前橋市=は「候補をどう見極めればいいか」と困惑気味だ。県連内でも投票率の低下を懸念する声が出ている。

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