PR

地方 地方

茨城県議会開会 コロナ対策柱196億円補正案 「アマビエちゃん」登録義務条例も

 県議会第3回定例会が4日開会し、大井川和彦知事は、新型コロナウイルス感染症対策などを盛り込んだ総額約196億円の一般会計補正予算案のほか、新型コロナ対策に向けた県の独自システム「いばらきアマビエちゃん」への登録を義務付ける条例案など25議案を提出した。(永井大輔)

 補正予算案では、新型コロナ対策に約179億円、県政課題への対応に約41億円を計上している。また、特例条例による政務活動費の減額などから約25億円が減額補正された。

 消毒や清掃など感染症対策への支援には、介護・障害福祉施設などに対し約57億円、保育施設には約9億7千万円の補助事業を盛り込んだほか、県政課題への対応では、河川の護岸整備や下水処理場の老朽化対策などの国補公共事業に38億円、老朽化した太田警察署の移転建て替えに向けた実施設計に5800万円などを投じた。

 大井川知事が普及に向けて腐心する県独自システム「いばらきアマビエちゃん」の登録促進事業には約10億円をかけた。飲食店などで新型コロナ感染者と接触したことをメールで通知するシステムだが、事業者側が導入した際、1事業者当たり3万円の助成金を給付し、客側には、店舗利用時のシステム登録で毎月5千円相当の県産品が抽選で当たるキャンペーンを実施する。

 県は登録を義務づける条例案も提出している。可決されれば、事業者は、消毒液の設置など感染防止対策を実施し、システムに登録後、交付される「宣誓書」の掲示を義務付けられる。未登録や未掲示の事業者には県が指導の上、応じなければ勧告後に店舗名や住所を公表する。県民の登録も義務付けるが、罰則はない。

 いばらきアマビエちゃんは3日現在、約2万4千の事業所が導入し、利用登録者数は約20万3千人となっている。このうち、利用した施設で感染者が発生した旨を伝えるメールが10施設で51件配信されている。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ