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「具体的な見守り」検討せず 4歳児虐待死 検証委が報告書 埼玉

 伊奈町で平成29年、当時4歳の女児、岩井心ちゃんが虐待を受けて死亡し、両親が今年3月に逮捕された事件に関し、町の対応を調査する検証委員会が1日、報告書を公表した。町職員が母親と接触し心ちゃんの体の傷やあざを確認しながら、他の機関と情報を共有しなかったなどの問題点を指摘し、虐待事案に対応する専門職員の配置といった再発防止策を提言した。

 報告書によると、心ちゃんが雨の中、屋外に立っているとの住民の通報を端緒に、町職員が計4回、母親に接触した。母親の説明などから虐待とは判断せず、児童相談所や警察に連絡しなかった。

 報告書は、心ちゃんが保育園や幼稚園に通っておらず、施設を通じての見守りが難しい状況だったのに、町は具体的な見守りの方法を検討しないまま、支援を終えてしまったとしている。

 両親は今年3月、保護責任者遺棄致死容疑で逮捕され、同罪で起訴されている。

 町子育て支援課の瀬尾奈津子課長は「結果を重く受け止める。このような事を繰り返さぬよう、検証委の提言を着実に実行したい」と話した。

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