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新幹線で「貨客混載」 JR九州、佐川急便と事業化へ

 JR九州は26日、九州新幹線に貨物を載せて運ぶ「貨客混載」の事業化に向けて佐川急便と基本合意したと発表した。列車の空きスペースに宅配便の荷物を積み、九州新幹線博多-鹿児島中央間を輸送することを想定。今後、実証実験を行い、1年以内に事業化の可否を判断する。

 JR九州は、新幹線の速達性と余剰スペースの有効活用で収益力の強化を狙う。佐川急便にとっては、物流業界で人手不足が深刻化する中、集配効率の向上が期待される。

 実証実験は、九州新幹線の上下区間で実施する。下りの場合、佐川急便福岡営業所で集めた荷物を博多駅に運び、新幹線で鹿児島中央駅まで輸送する。JR九州は昨年3月に車内販売を取りやめており、荷物は現在使用されていない列車内の車販準備室に積み込む。

 JR九州の青柳俊彦社長は記者会見で「福岡から鹿児島まで1時間半程度で荷物を運べる。その速達性にいかに価値を見いだせるかが事業化のカギになる」と述べた。

 新幹線を利用した貨客混載の取り組みは、JR東日本が26日から東北新幹線の空いた客席に鮮魚類を載せる実証実験を始めたほか、JR北海道も北海道新幹線で佐川急便と連携し、年内事業化を目指している。

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