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高校野球埼玉独自大会 異例の夏、狭山ケ丘が初優勝

 高校野球県独自大会は23日、所沢市のメットライフドームで決勝が行われ、狭山ケ丘(西部)が昌平(東部)を5-2で下し、夏の県大会初優勝を飾った。新型コロナウイルス感染の影響で異例のルールの下、決勝に初進出した両校だったが、先取点と守備のミスが勝負を分けた。

 これまで県大会で実績のなかった狭山ケ丘だが、選手は決勝でものびのびとプレーし、表情にも明るさがあった。序盤で主導権を握ると、エース、清水竣介を中心に要所を締めた。

 一方、黒坂洋介監督の下、試合巧者で知られる昌平だが、決勝の舞台では硬さがのぞいた。人工芝への対応の悪さも失点につながり、流れを悪くした。自慢の強力打線も不発だった。

                  ◇

昌 平  001 010 0-2

狭山ケ丘 120 200 ×-5

(昌)鈴木、川野、宮坂-沼生

(狭)清水-平賀

 ▽三塁打=川俣、金子(狭) ▽二塁打=角田、吉野哲、吉野創、今井(昌)

                  ◇

 ■長い夏の終わり

 失意の中にいた高校球児に用意された各地の独自大会は無事に幕を閉じた。23日、決勝があったのは埼玉と神奈川の2県。大会関係者にとって「長い夏」だったに違いない。

 今大会、コロナ禍で出場を辞退する学校も出た。7イニング制の導入、観戦の制限、合同チームの編成…感染対策を徹底させながら困難な状況を克服。夏の甲子園がなくても、それぞれが気持ちを切り替え、士気を高めた。中でも3年生は勝ち負けを乗り越え、やり切った表情をたたえた。

 新勢力の台頭をはじめ、独自大会開催の意義は思わぬ所にもあった。

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