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埼玉県元年度決算 一般会計、歳入出ともに増 財政硬直化進む

 県は11日、令和元年度決算を発表した。一般会計の歳入、歳出ともに前年度を上回り、過去3番目に大きい規模となった。財政構造の弾力性を示す経常収支比率は97・7%で、前年度に比べて1・2ポイント悪化した。

 県によると、歳入総額は、国庫支出金や繰入金の増加で前年度比1・4%増の1兆8415億円だった。歳入全体の約4割を占める県税収入は、個人県民税の減収などで同0・1%減の7681億円となった。県税納税率は98・4%(同0・2ポイント増)で、9年連続の上昇となった。

 歳出総額は、高齢化や治水の対策を進めた結果、同1・3%増の1兆8315億円となった。台風や豚熱(CSF)などに対応するための支出が生じたことも増額につながった。

 財源調整のための基金は、社会保障費などに充てるため156億円を切り崩し、残りは600億円となった。平成27年度から4年連続の減少となり、厳しい財政状況が続く。翌年度に繰り越す財源を差し引いた実質収支は、同2・7%増の51億円の黒字だった。

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